水戸弘道館

種梅記碑


この碑は徳川斉昭(烈公)が天保4年(1833)就藩したとき、領内に梅が少ないことを知り、江戸屋敷の梅の実を集め、水戸に送って育苗し、偕楽園や弘道館、さらに領民の家々まで植えさせた由来を記してあります。また、梅は花を観賞するばかりでなくその実は、戦いのときの副食として役立つので蓄えておくようにといった梅の効用についても述べてあります。
碑文は、烈公の自選で碑は、天保12年(1841)に建てられたものです。
※弘道館公園には梅樹60品種800本が植えられいます。


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植樹の由来などが書き記されている「種梅記碑」。この付近の梅林は日陰の為いつも最後の頃に満開を迎える。
八卦堂
のうしろ梅林奥隅にあり目立たない為、多くの観光のお客様は気がつかない。


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