旧ダイエー水戸店跡周辺
8月にも地区計画 市、建物用途制限など盛る

 
2006/04/11(火) 茨城新聞朝刊 総合1面 A版 1頁 

 水戸市の旧ダイエー水戸店跡と周辺地区の再開発について水戸市は十日までに、建築物の用途制限などを含めた都市計画法上の地区計画の策定手続きに入る方針を決めた。
 今月中にも住民説明会を開き、八月の都市計画決定を目指すとしている。
 同市によると、同市南町二丁目の南地区地区計画は旧ダイエー水戸店跡を含む国道50号沿いと、同店裏の駐車場跡などを含む約一万千平方b。計画は、建物の用途について@3階以下の住宅や共同住宅A自動車教習所B工場C風俗営業等−などへの使用を制限。建物の屋根や外壁の景観との調和、屋外広告物の景観への配慮などを求める方針という。
 地区計画はダイエー水戸店が昨年10月末に閉店したことから、将来的な商店街の連続性や良好な街並み維持・形成を狙いに策定する。地元説明会後、5月ごろに地区計画案を作成し、7月にも都市計画審議会に諮る。
 現在、同店跡については、ダイエー本社が入札による売却手続きを進めているが、譲渡先については決まっていない。同市はこれまで、同市や地元商店街などの意向に沿った譲渡先を選ぶよう働き掛けてきた。さらに、同市は地区計画の策定を受け、同地区の再生計画を都市再生機構とともに進めるとしている。

茨城新聞からのコピーです。
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/main.htm