◆茨城県庁近くに国内最大級SC(茨城新聞)

 総合商社の日商岩井(東京)が水戸市内の不動産会社と共同で、同市笠原町の県庁近くに複合映画館などの娯楽施設を併設した国内最大級の大型商業施設「水戸メガモール」(仮称)を計画。2005年年春の開業を目指す。

ホームセンターや総合スーパーを核店舗に、約百店の中小専門店、飲食店、診療所などの入居を見込み、スポーツクラブなどの娯楽施設を併設する。
(茨城新聞2/25付けの一部です)

 

◇水戸に大型商業施設(東京新聞)
シネコンなど05年に
 水戸市内の不動産会社が同市笠原町に、複合映画館(シネマコンプレックス)やスーパー、ホームセンターなどを備えた大型商業施設の建設を計画していることが二十六日、分かった。東京の総合商社と共同で約二百億円の事業費をかけ、二〇〇五年春の開業を目指しているという。

 同社によると、最大約十万平方メートルの三階建てで商業施設としては国内最大級。名称は「水戸メガモール」(仮称)。スクリーン数が十以上のシネコンやスーパー、ホームセンター、アミューズメントスペース、医療施設などが入り、約七千台の駐車場を備える予定だ。

 計画地は県庁の東側の東西約三百メートル、南北約一・五キロにわたる約三十一ヘクタールの民有地。半分を同社が所有し、残りは地権者と買収・賃貸交渉を進めている。

 同社は昨年十月、計画を示した事前協議申出書を水戸市に提出。同市は「土地利用合理化協議会」(会長・岡田広市長)で計画を検討している。今後は学識経験者らでつくる「土地利用審議会」に諮問し、市の意見を付けて申出書を県に進達する見通し。

 同社は「商業都市である水戸の本来の姿を取り戻したい。三千人の新規雇用もあり、地元への波及効果も大きいはずだ」と話している。(東京新聞茨城版2/27)